お知らせ/コラム

動作と行為

コラム

こんにちは!トレーナーの佐藤です。

トレーニングでは、スクワットやランジ、プッシュ動作など、さまざまな動きを行います。

それぞれの動作には目的があり、筋力を高めたり、身体の使い方を学んだりするために繰り返し練習していきます。

では、トレーニングで身につけた動きは、日常生活の中でどのように活かされているでしょうか。

ここで考えたいのが、「動作」と「行為」の違いです。

動作とは、身体がどのように動くかということ。

一方で、行為とは、何らかの目的や意図を持って行うことです。

例えば、スクワット。

股関節や膝関節を曲げ、重心をコントロールしながら身体を上下させる。トレーニングでは、この動作を繰り返すことで筋力や身体の使い方を身につけていきます。

しかし、日常生活で私たちがしゃがむのは、スクワットをするためではありません。

床にある物を拾うためだったり、靴を履くためだったり、誰かと目線を合わせるためだったりします。

つまり、日常生活では何かをするという目的があり、そのために身体を動かしています。

トレーニングで行う動作と、日常生活の中で行う動作。

身体の動きとしては似ていても、その背景にある目的は異なります。

だからこそ、トレーニングで決められた動作ができるようになることだけでなく、身につけた能力をさまざまな状況で活用できることも大切です。

筋力を高めること。

自分の身体の状態を感じ取ること。

重心の移動や力の伝わり方を学ぶこと。

こうした経験が積み重なることで、日常の動作にも変化が生まれる可能性があります。

もちろん、筋力トレーニングやピラティスが必要ないという話ではありません。

それぞれのトレーニングには、それぞれの役割があります。

大切なのは、トレーニングをトレーニングの中だけで完結させないこと。

鍛えることも、動きを学ぶことも、その先にある生活とつながっていると考えています。

階段を上る。

旅行先で長い距離を歩く。

趣味のスポーツを楽しむ。

久しぶりに身体を動かしてみる。

こうした日常の行為を支えるために、私たちはトレーニングをしています。

トレーニングで何ができるようになったのか。

その変化が、日常のどのような場面につながっているのか。

そんな視点を持つことで、いつものトレーニングにも新しい意味が見えてくるかもしれません。

身体を鍛えることを目的にするのではなく、身体を通してできることを増やしていく。

トレーニングを、日常をより豊かにするための手段に。

N+Sでは、そんな身体づくりを大切にしています。