お知らせ/コラム

環境に合わせるのか、自分を感じるのか。

コラム

こんにちは!トレーナーの佐藤です。

いつもと違う場所でトレーニングをすると、なんとなく身体が動かしにくい。

そんな経験はありませんか?

同じ種目なのに、いつものジムではできることが、初めての場所だと上手くできない。

器具の違いもあります。

床の感覚も違う。

鏡の位置や、人との距離感も違う。

でも、それだけではないような気がします。

自分自身、トレーニングをしていると、

「いつもの環境だから身体が動いている」

と感じることがあります。

いつもの場所なら、

この位置に立てばいい。

このくらいの距離なら大丈夫。

ここまで動けばいい。

知らないうちに、身体そのものではなく、

環境を基準にして動いている。

だから環境が変わると、急に身体が分からなくなる。

じゃあ、環境に合わせない方がいいのか。

もちろん、そんなことはありません。

環境に合わせることも大切です。

床が変われば立ち方も変わるし、

道具が変われば使い方も変わる。

その場に合わせて身体を調整する。

これは、身体が環境に適応するということでもあります。

ただ、その中でも自分の身体を感じていたい。

今、どこに体重が乗っているのか。

どこに力が入っているのか。

いつもと何が違うのか。

環境を見ることと、

自分を感じること。

どちらか一方ではなく、

その両方があることが大切なんだと思います。

いつもの場所で、いつものように動ける。

それも一つの能力です。

でも、場所が変わっても、

「今の自分はこういう状態だ」と把握できる。

それはまた、別の能力だと思います。

身体は、決まった場所に置いておくものではありません。

歩く場所も変われば、

座る場所も変わる。

仕事をする環境も変わる。

それでも、自分の身体はずっと自分と一緒にあります。

だからこそ、

環境に合わせる。

そして、自分を感じる。

その繰り返しの中で、

どんな場所でも自分の身体を使えるようになっていく。

「どこにいるか」だけではなく、

「今、自分がどういるか」。

そんなことを感じられる身体を、

トレーニングでも作っていきたいと思っています。